コンセプトが決まれば、あとは価格帯別とブドウ品種別に、ワインの特性や個性が単一にならないように選別し当てはめていき、頭の中で「お客様がこの白ワインを飲まれたら次にこの赤ワインをお奨めしよう」というお奨めストーリーのシュミレーションが描けるような組み合わせが出来ればOKである。
 もちろん、「対中国料理」は十分に意識しながらである。


 そして約1ヶ月半かけて、各店舗別に5種類のワインリストを作成し、これを持って各店舗の現場で従業員のためのワイン講習と共に実際の接客サービスの中で体感し、覚えていってもらうしかない。

 ある日、店舗で若いスタッフの担当テーブルのお客様からワインのご注文をいただき、 そのサービスをする時に 私が若いサービスマンの後ろに立ちサービス手順を見ながら 指導しておりました。
 彼は講習会で習った手順に従い、ワイン名、年号などをお客様に伝え、ラベルをお客様にご提示し、ご了解を得、抜栓作業に取り掛かりました。
 コルク栓を抜き終わり、そしてすぐにグラスに注ごうとしましたので、私は彼の後ろから、「手に持っているナフキンで口を拭いて!」と指示をいたしました。
 そうしたら彼の取った行動はなんと!、そのナフキンで自分の口を拭いてしまいました。
 本来は、ワインの注ぎ口の部分を軽く拭くところなのですが…。
でも、こんな失敗も経験です。 お客様にも もちろん笑われたのですが、その後は 和やかな雰囲気で接客サービスを続ける事ができました。

  プロとして最低限又、それ以上の知識や作法を習得しなければいけないのは当然ですが、 せっかくご来店いただいたお客様に 一生懸命な気持ちを表現することも接客サービスには、大切なことですね。
To be continued

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