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〜ハウスワインというワインの昨今〜 良くレストランなどで「ハウスワイン」というワインがあります。
最近ではその言葉もあまり使われなくなってきたようですが、そのネーミングを用いないまでも、ハウスワイン的なワインは意外とどのレストランにも現存するでしょう。 その昔は、ただ安いだけのワインの代名詞みたいな使われ方をしたワインが多かったように記憶していますし、そのハウスワインというものが本当にお店の「おすすめワイン」だったのかというとちょっと疑問がありました。ちょっと過激に言ってしまえば実際、おすすめワインなどではなかったのじゃないでしょうか? |
しかし現在は、多くのソムリエたちもおり、本当の意味のハウスワイン、おすすめワインを置くお店の方が断然多くなったと思います。
お値段もハウスワインだからといって、特別安価な設定ではないワインもありますが、比較的注文しやすい価格設定にすることが普通で、しかもその価格に対する品質も非常に良いワインたちをリストアップしていることが多く、現在は、安心して注文できるワインとして認知されつつあるようです。
グラスでも販売することが多いため、強い個性や重厚な飲み口ではない比較的ミディアムなタイプののど越しの良いものを選択することが、一概には言えませんが多いと思います。
このように、昔は「安い」「単なるグラスワイン」「ブドウ品種なんでもOK」「産地なんでもOK」みたいな ただ単に価格から入っていったものから、「お店の顔となるワイン、自信を持っておすすめできるワイン」「比較的安価だがヴァリュー感のあるもの」「素直においしさが伝わるもの」「グラスワインでおいしく飲めるもの」「お店の料理の味によりマッチしやすいもの」などワインの味自体を基本にいろいろな面から見て、その店のハウスワインを決めております。 まあ、当然といえば当然なのですが・・・。
一種類に決めずに月ごとに代えていったり、多くの種類のグラスワインを用意しているお店もあり、それがイコールその日のハウスワインであったり・・・。
当店でも、ハウスワインというネーミングのワインはありませんが、いろいろな用途に使われるワインは存在します。これも全店統一銘柄のワインもありますし、その他にも各お店ごとにご用意しているワインもあります。
これらは全種類あらかじめテイスティングをしているものであり、そのヴィンテージが変わればその都度再度テイスティングし直し、同レベルかそれ以上のものでなければ使用しません。
先日もハウスワイン的に使われていた一種類のワインのヴィンテージが変わったので 再テイスティングしたところ、以前に比べて風味の点で若干物足りなさを感じたため、銘柄変更をしたところです。
皆さんも今後、レストランでワインをお飲みになる機会も多くあると思いますが、その時、ワイン選定にお悩みの場合はその店のソムリエやスタッフにまず、ご予算やお好みを伝えるかまたは、「ハウスワインのおすすめは何?」とか「手ごろで美味しいワインがいいんだけど?」と聞いていただければ、きっとご満足いただけるワイン「ハウスワイン」に出会える確立は、非常に高いことは間違いありません。
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