 |
 |
 |
〜ワインと食べある記 その@
「決まったパターンを楽しむ」〜
私も良くいろんなレストランを利用する。
商売柄もあるだろうが、
昔からレストランで食べることが好きである。
現在も月に1〜2回はフレンチ、イタリアン、和食も含め、どこかのお店に行っている。給料も安い若い頃から、もうかれこれ30年近くにはなるだろう。
当初は、フランス料理のお店しか行かなかった。
そこで昔を思い出しながらその当時のことを少し書いてみようと思う。
|
一番良く通ったお店は 西麻布のビストロだった。
日本のビストロの草分け的存在のお店で雰囲気、料理、サービス、
手書きのメニューなど、どれをとってもフランス。
もちろん予約をしてからお店に伺う。
もうここからすでに食事を楽しむためのレストラン・マナーであると思っていた。席に着き、料理メニューを見ながら食前酒を注文する。
当時は決まって「キール」か「ドライヴェルモット」又は「ドライシェリー」のオンザロックだった。
今でもグラスワインの白がレパートリーに加わったくらいでそうは変わらない。
料理も決まり、じゃワインとなるとこれもその店ではなぜか決まって「Moulin−a−Vent」というワインであった。
そう、Beaujolaisの村名ワインの一つの「ムーラン・ア・ヴァン」である。
これが実にお店の雰囲気とマッチし、旨かったのは忘れもしない。
そしてデザートにチョコレートムースやりんごのタルトを食べ、エスプレッソコーヒーと共に「Calvados」りんごのブランディーを飲むのが決まりであった。
何回行っても、食前酒のキールから食後酒のカルヴァドスまでそう変わらなくてもいつも満足して帰ったものである。
また、葉山の海辺のレストランにも良く行った。
この店は南仏っぽいすてきなお店で、よく利用した。
ここはまた食前酒に「キール」か「キールロワイヤル」でスタートし、
食中酒のワインは「Sancerre」
フランス・ロワール地方の白ワイン「サンセール」である。
どういう訳か、この店に来るとサンセールを頼んでしまう。
これがまた、料理とその雰囲気にとても良く合い旨かった・・・。
一度くらいプロヴァンスのワインを頼んだような気もするが、
ほぼ「サンセール」一本槍だったような気がする。
この2店のレストランは、利用しようと思って予約を入れた段階で、飲み物はすでに決まっていて(料理もある程度決まっていたのかもしれない)それを含めて楽しみにしていたのでろうと思う。
レストランによって、同じパターンをわざわざ楽しむ使い方ってあるものですね。
|  |
 |
|