~ シャンパーニュ大好き ~

今では、大概のレストランでも普通にグラスでシャンパンを飲めるようになった。
というか、フランス料理店なら完全に定着化し、食前酒としてグラスでシャンパン を楽しむことが出来るようになった。
その昔は、シャンパンは高嶺の花みたいな感じで決して気軽な飲み物ではなかったような気がする。
シャンパンを飲みたくても当時はボトルしか対応できなく、(例えばグラス2杯を 販売しても、その後が売れずに残ると使用できなくなるためお店にとっては大きなロスになってしまう事もその理由の一つ)ボトル1本を注文するにはとても勇気がいった。
また、その種類も昔とは比べ物にならないくらい豊富な種類がある。その風味や味わいもまたそれぞれで、お店によって、ソムリエの好みによってなど、いろんなシャンパンを使い分け、価格に見合ったまた、それ以上のレベルを提供していると思う。

現在シャンパン市場は世界的なレベルで需要が伸びているらしい。
が、シャンパンを造り、Champagneを名乗れる地域は決まっていてその畑の面積もすでにいっぱいいっぱい、これ以上の増産はかなり難しいと聞く。
そんなこんなであろう、ここ最近シャンパーニュの価格がどれも値上がりしている。
せっかく定着化、お客様のご注文も増えてきている昨今、また手の届かないようなものにならなければいいなと少し危惧している。

まあ、今後も売り手としては少しでもお安く美味しいシャンパーニュを提供してい くことには変わりなく、日々グラス販売可能でよりヴァリュー感のあるシャンパー ニュを捜し求めていくことになるのだが、1本(一種類)気に入った物を使い続け るのも良いと思うのだが、お客様にもいろいろなタイプのシャンパーニュをお試し いただけるように長くても2~3ヶ月ごと早ければ1ヶ月位でその使用アイテムを 変更しているので 探し続けることにもなる訳で私が飽きっぽいのかもしれないのだが・・・(人にはそう言われる)。

シャンパンの話ではないのだが、あるお客様で週に1~2回は必ずご来店いただいている方がいらっしゃるのですが、この方はとても白ワインがお好きで決まって白ワインをご注文いただく。
以前はお店としては、その方専用とでもいうのか決まった銘柄の白ワインをご提供していたらしいが、(このワインしか飲まないとのただの思い込みで・・・)私が 担当させていただくことになってから(飽きっぽい性格もあり)出来る限り、毎回 違う白ワインを若干の価格の前後はあるが、ご提供させていただいている。もうかれこれ長いお付き合いをさせていただいているので、そのご提供したワインの種類も何十何百種にはなっているであろうが・・・。
「今日のは、ちょっとあれだなァ」とか「これは旨いね」の日もあれば、「ややなんていうか、まっ、いいよ」とか「・・・ッ、すばらしい!」なんていろいろなコメントをおっしゃっていただけ、失敗・成功ともこちらも楽しく仕事をさせていただいている。

ちょっと横道に反れたが、シャンパンも「次はどれを使おうか」といろいろ試飲をしていた中で、たまたまセラーの片隅に1本だけ置き去りになって忘れられていたようなシャンパーニュを発見。
「何だ、これか」というようなあまり期待できない発言の中で早速、何人かで試飲 をしたのだが、これはこれは もうびっくり!という表現が一番あっていると思う ほどの美味しさにびっくり!
まず、一口飲んだ時のその酸味のクリーンな感じと出過ぎない程よさ。 
炭酸の泡もそのコク味とでもいうものと見事に溶け合っているような・・・。
そのためしっかりとした深みのある味わいが口中に広がり、またその余韻の永いこと。
これほど長い余韻を感じられるのは久しぶりのような気もしたくらい・・・。
試飲メンバー一同 「旨い!」 
このシャンパーニュのキュヴェはとてもいいものが使われているのだろう、きっと。
そう思える。
次期グラスシャンパンは、すぐにこれで決まったのは言うまでもありません。
その銘柄名は、

 Beaumont des Crayeres Grand Reserve Brut
     ボーモン・デ・クレイエール・グラン・レゼルヴ・ブリュット

スタンダードクラスのNon Vintege シャンパーニュです。
このシャンパーニュ、現在値上がりぎみのシャンパーニュの中でも価格的にもお手頃な価格でむしろ安い方のシャンパーニュなのです。
本当に美味しかった、シャンパーニュって大好きです!

To be continued

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