【十五の種】 
「BeaujolaisってPinot Noirだっけ?」


Beaujolaisワインを造るブドウ品種は、ガメイというブドウ品種なのですが、
ガメイ種が上手に熟成するとPinot Noir種(ブルゴーニュ地方の赤ワインの品種)の特徴がでてくる、という話は聞いたことがあると思いますが、実体験をすることは、そうはないと思います。
私は一度だけ実際にそんなBeaujolaisに出会ったことがあります。
ずいぶん前のことなのですが、ある先輩のお店に顔を出した時、その先輩が何気なく出してくれたワインが実はBeaujolais,それも1年前のNouveauなのです。

「どう、安物だけど結構旨いでしょ?」
「ホントに美味しいですね!タンニンもこなれた感じでまろやかで、
香りもPinot特有のものがはっきり出ていていいですね、これ」
「でしょ?ところでこれなんだか分かる?」
「ブルゴーニュ・ボーヌでしょ?
おとなしさがあるしニュイという感じじゃないもの」

などと会話していたところ、先輩が出してきたボトルは明らかに
Beaujolais Nouveau!
「あららっ、マジで?! ガメイじゃないこれ!」
今年のNouveauをもし買われたら、2本買って1本は一年後に試してみるのも面白いのでは? 保管には十分気をつかわなくてはなりませんが・・・。