記
【中文導報】2009/11/26号より
聘珍樓社長
「広東料理世界発展推進功労者」の称号獲得
11月13日,第一回中国広東料理サミットが広州で開催された。これは広州が「嶺南の文化、活力ある商都、ゴールドコースト、美食天国」の四つの大きな観光キャンペーンを展開する重要な催しのひとつである。
これには泮溪酒家、広州酒家等の広東料理の老舗企業が名を連ね、改革開放の30年を経て新興勢力として立ち上がった企業や、さらには香港から世界の料理人楊貫一氏、著名な美食家楊維湘氏などの広東料理界の長老らも臨席し、ともに広東の「美食天国」としての看板をより光り輝かせる為に献策した。
特筆すべきは、1884年日本の横浜中華街に創業し、120余年の歴史を誇る広東料理の老舗聘珍樓の社長である林康弘氏が、今回のサミットにおいて「広東料理世界発展推進功労者」の称号を獲得し、今回のサミットでは海外の華僑界の唯一の代表となった。
聘珍樓は横浜中華街のみならず、日本中でも歴史が一番古く、しかも著名な中国料理店のひとつである。林康弘氏は1975年に聘珍樓の社長に就任以来、人々の中国料理に対するイメージを変えてきた。中国料理がどの料理よりも美味しく、高貴であることを志し、更に中華街から飛び出し、日本で一番高級な中国料理店を目指した。1978年、聘珍樓は株式会社に改組し、林康弘氏は聘珍樓を初めて吉祥寺に開店した。その後、池袋、日比谷、新宿、青葉台、溝口、溜池山王、及び小倉、福岡、大阪などに店を開き、大きな成功を収めた。1988年林康弘氏は香港に法人を設立、聘珍樓は香港人の懐疑的な眼差しのなか成長を遂げた。現在、林康弘氏は尖沙咀、銅鑼灣、ダイヤモンドヒル、セントラルなどに店舗を展開している。香港の業界で「聘珍樓」と言えば、最早知らない人はいない。
多年にわたり、「健康、美味、高級」は聘珍樓に対する人々の普遍的な評価で、皇室の方々、政治家や社会各界の名士らが聘珍樓をひいきにしている。林康弘氏は長年の願望をかなえ、日本で高級中国料理に名声を固めた。 |