中国料理・広東料理|聘珍樓(へいちんろう)

【広東料理】

広東料理と「野味」

乾燥トカゲ・タツノオトシゴ・カメの甲羅・魚の浮き袋などの乾物食材。

 以前は北京や上海の人に「香港の人は蛇や犬猫を食べるでしょう?私たちにはそんな習慣はないのに、中国人はみんなそうだと海外の人から想われるのが辛い」と言われることがよくありました。
 最近はその土地その土地の食文化は尊重しよう、という考えが主流ですが、その反面、今の人たちはどこの地域で生まれ育ったにせよ、動物保護や環境問題の観点、もしくは味の好み(野生や自生のプロダクトの持つ個性的な味や香りを好まない)またはその両方の理由によって、いわゆる「野味(鶏豚牛羊以外の動物)」を食べる習慣を失くしつつあります。いずれは無くなってしまうかもしれませんが、広東の人にかつて「野味」を好んで食べる習慣があったのは、単純にその地域で豊富に獲れるものは新鮮で美味しい、というのと、薬食同源の観点から、薬効を期待して食べるというのと、二つの大きな理由があってのことで、長い歴史を持つ食養生として、極めて理にかなった考えであるということを、ここで改めて強調しておきたいと思います。
 聘珍樓で行っている「薬膳セミナー」のメニューにしばしば「野味」が登場するのは、まさしくその理由からです。今年の秋のメニューには蛇のスープをお出ししました。冬眠前に食いだめをして太って美味しくなった蛇のスープは、広東料理の秋から冬にかけてのご馳走です。美味しいのもさることながら、体を温めて風邪をひきにくくする、滋養強壮、リューマチや関節炎、眼精疲労など、様々な薬効が期待されているのです。

蛇とフカヒレの壺蒸しスープ

聘珍樓の薬膳

malmaga_s

聘珍樓の薬膳

Instagram

PAGETOP
Copyright © 株式会社聘珍樓 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.